中華料理特集 食材活用の知恵:エバラ食品工業「つけ麺スープ」

2009.11.02 365号 12面
バランスの良さと力強さが決め手

バランスの良さと力強さが決め手

 ◇つけ麺 650円(煮卵100円)

 ●料理内容

 ゆでた太麺(1.5玉)を冷水でしめて器に盛る。小丼に「つけ麺スープ」を入れ、がらスープを注ぐ。チャーシュー、煮卵、メンマ、ネギをのせる。適度な粘度があるガツン系の汁が麺にからみ、双方の風味をバランス良く同時に満喫できる。

 ●使用状況

 ブームが再来したつけ麺の導入を考えていたという商品開発担当者。「いくつかサンプルを取り寄せ実際に店で試食してみました。『つけ麺スープ』は、魚介系と畜肉系のバランスが絶妙で、トレンドの強い味がいいですね。おかげで客数が伸びました」と絶賛。適度な粘度でスープが麺にからみやすいとも。「残りを保存しにくいパウチタイプと異なり、ボトルタイプは、日販数が読みにくい店舗、メニューでも導入しやすい」と、使いやすさも決め手だったようだ。

 ●使用食材:エバラ食品工業(株)「つけ麺スープ」

 醤油ベースにチャーシューペーストのうまみとポークエキスのコクを加え、3種の魚介の風味を合わせた、濃厚でガツンと力強いつけ麺専用のスープ。スープ50ml(約58g)をお湯またはがらスープ150~180mlで希釈が基本。動物系のコクと魚介系の風味が効いたWスープ仕立ての力強い味が特徴。

 規格=1530g×6本入り

 ○匿名ラーメン店/神奈川県Q市

 国道沿いの大型スーパーのフードコート内にあるラーメンとギョウザの店。同業態で街中や街道沿いにチェーン展開中。スープと特注の麺に絶対的な自信を持つ。同店は場所柄ファミリー客、女性客の利用も多いが、チェーン全体では20~30代の男性客が多い。

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 匿名での事例紹介は当事者さまの都合により実名を伏せています。記事内容は実例をもとにしたフィクションです。料理は当企画のために実例を再現したものです。

 この企画の問い合わせは (株)横浜エージェンシー 電話045・312・3052 営業第1部 担当/杉山、佐藤、古山

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