女性客を呼ぶタンメン特集:紅虎餃子房「野菜たっぷりタンメン」

2012.10.01 403号 10面
野菜は大ぶりにカットし、中華鍋で一気に炒めてから食感が残る程度にかるく煮込んで味を染み込ませている

野菜は大ぶりにカットし、中華鍋で一気に炒めてから食感が残る程度にかるく煮込んで味を染み込ませている

 ●圧巻7種野菜470g 大きめカット彩りもアップ

 紅虎餃子房といえば黒胡麻担々麺や鉄鍋棒餃子などが有名。今や全国区の中華チェーンへと成長し、北海道から九州まで70店と店舗網を拡大している。

 個性的なメニューが勢揃いするなかで、「野菜たっぷりタンメン」は1996年の創業当初からあるロング・セラー商品だ。

 麺は、つるっと滑らかなもみ細タイプ。スープの絡み具合もよいちぢれ麺を約130g。対して具材はキャベツ、白菜、タケノコ、玉ネギ、ニンジン、レンコン、モヤシ、赤ピーマン、キクラゲと7種類もの野菜を470gと圧巻のボリュームで盛り付ける。野菜は彩りの鮮やかさと食感の違いを楽しめるように選んでいて、ヘルシー志向の女性客を中心に根強い人気を誇っている。スープは鶏がらをベースにした塩味で、あっさりながらもしっかりとコクを出している。

 セットメニューについては店舗ごとで内容が異なる。相性のよい一品料理は「やみつき餃子」(6個390円)だ。同店のギョウザはボリューム満点なサイズばかりが、同品は唯一普通サイズであっさりした味わい。食べやすく値頃感もあるため、組み合わせて注文するお客が多いという。

 その他のタンメンメニューには「海鮮タンメン」(1280円※)がある。エビ、イカ、ホタテの3種類が加わったボリューム満点メニューで、もっちり麺と潮の香りただようスープが人気だ。

 ※一部価格が異なる店舗あり。

 ◆〈紅虎餃子房〉経営=際コーポレーション/本社所在地=東京都目黒区大橋2-22-8、千歳ビル/電話03・5453・7791/開業=1996年/営業時間=店舗により異なる/標準坪数・席数=40坪・80席/客単価=昼950円、夜3000円/店舗数=70店舗(2012年8月現在)/1996年東京・八王子に1号店をオープン。ボリュームとインパクトを兼ね備えた個性的なメニューを多数揃えて人気を博す中華ダイニングチェーン。現在は商業施設内での出店を中心に展開する。

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