中華&ラーメンチェーン 冷やし麺特集:ぎょうざの満洲「冷し中華」

2013.07.01 412号 13面
ミニトマトの赤、錦糸卵の黄色、千切りキュウリのグリーン、華やかな彩りで視覚的にも食欲をそそる

ミニトマトの赤、錦糸卵の黄色、千切りキュウリのグリーン、華やかな彩りで視覚的にも食欲をそそる

 ●具材たっぷり130g 酸味控えめの醤油ベース

 埼玉県内・東京都下を中心に直営69店舗を構え、今年創業45周年を迎えるぎょうざの満洲。メーンメニューであるギョウザは、契約栽培農家が生産した国産野菜を使用。「安くておいしい食事を安心して食べられる店」をコンセプトに掲げた中華料理チェーンだ。

 同店が、夏季限定で提供している「冷し中華」。麺は、もっちりとした食感とツルッとした喉越しの自家製・多加水生麺を使用。1皿160gもあるのでボリューム満点。スープは酸味を抑えたまろやかな醤油ベース。酸っぱい味が苦手な方でも、食べやすくなった。具材はワカメ、モヤシ、チャーシュー、キョウリ、錦糸卵、ミニトマト、紅ショウガ、いりごま、マスタードの9種類130gを、バランスよく盛り付けている。彩り豊かで栄養満点、見た目も味もすべてハイレベルな、王道の冷し中華だ。

 毎年夏季に提供している同商品だが、今年は時期を早めて4月20日から提供開始。メニュー内容も改良し、ミニトマトを追加し、昨年までは細切りで提供していたチャーシューを今年は2枚スライスでトッピングする。価格も10円値下げした。

 その他お薦めの夏季メニューは「なすのみそ炒め」(430円)や、「五目マーボーなす」(450円)の夏野菜であるナスを使ったスタミナメニューを揃える。また、埼玉県産の小松菜と信州赤味噌を使った「みそつけめん」(1玉500円)や「中華風冷奴」(250円)などのメニューも人気だ。

 ●「ぎょうざの満洲」/経営=ぎょうざの満洲/本社所在地=埼玉県坂戸市にっさい花みず木1-4-1/電話049・288・7100/開業=1995年8月/営業時間=午前11時~午後9時50分、無休(店舗により異なる)/標準坪数・席数=20坪・40席/客単価=850円/店舗数=69店舗(2013年6月現在)

 「ぎょうざの満洲は駅のそば」を合い言葉に、西武池袋線、西武新宿線、東武東上線沿線を中心にドミナント展開するローカルチェーン。出店範囲を工場から半径50km圏内を条件としており、作りたての鮮度を重視している。原材料費、人件費、他経費がそれぞれ3割ずつの経営をモットーに掲げ、安くて安全なギョウザを提供している。2012年から大阪にも出店を開始している。

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