アルカントレーディング、リーペリンソースメニュー提案2題、新製品も2種発売

1992.08.17 10号 22面

英国のリーペリン(LEA&PERRINS)ソースの日本総輸入発売元・アルカントレーディング㈱(東京都港区赤坂一‐九‐二〇、03・3585・9151)は、9月から「リーペリンソース」の販売促進策の一環として、積極的なメニュー提案を展開していく。また、姉妹品として「チリ&ガーリックソース」と「ガーリックソース」を新発売する。

リーペリンソースは、一九三五年に英国ウスターシャー地方でリー氏とペリン氏の二人が、インドのベンガル州の総督サンディーズ郷からヒントを得て作り出したらウスターソースの第一号製品として誕生した話は有名。日本へも明治の文化開化期に英国からC&Bカレー粉とともに輸入され、必須調味料であった。

また、日本のソース業界草創期の製品製造のお手本的な存在の製品としても有名である。現在でも老舗店なレストランなどでは代々受け継がれて、本格調理用ソースとして肉料理、魚料理の下味付けや、カレー、スープ、ステーキの仕上げ、あるいはソースやドレッシングのアクセントに使うなど固定ファンも多く、世界一五〇カ国以上に輸出されている英国を代表するソースである。

そこで、「リーペリンソース」を使ったメニュー二題を紹介してみることにした。

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