木曽路、しゃぶしゃぶ日本一の規模「瓦町店」開店
【名古屋】中部外食産業界トップの㈱木曽路(名古屋市昭和区、052・872・1811、松原正行社長)は、今年創立四〇周年を迎え、木曽路一号店である名古屋・瓦町店をこのほど完成。しゃぶしゃぶの専門店では日本一の規模となる「木曽路瓦町店」が7月20日オープンさせた。
同社は、昭和27年9月に創立して以来、喫茶店チェーンを手はじめに、しゃぶしゃぶ専門店である「しゃぶしゃぶ木曽路」を名古屋、東京、大阪、福岡に五〇店舗まで広げ、さらに「レストラン地中海」「和風パブ居来瀬」など外食産業で大きく事業拡大を図ってきた。
今回の「木曽路瓦町店」は一号店である瓦町店を全面的に新築・新装したもの、地上五階建て、店舗面積二五〇〇㎡、総席数四一〇席、木曽路グループを代表する店舗。
各階の構成は一階‐水の流れを配した庭園風の落ち着いたエントランスと九二席のテーブル席。二階‐四~六〇名まで対応できる個室と広間。三階‐白木づくりの舞台を備えた一二〇名の大広間。四階‐八室すべてが庭園を眺めながら食事ができる一〇~一二名の個室。五階‐厨房‐となっている。
このように、これまで一貫して守ってきた木曽路のコンセプトを集大成したもので、“値打ちな価格の”“厳選された料理を”“ゆったりと落ち着いた雰囲気で”“こころからサービス”することを目指すという。料金はしゃぶしゃぶ(夜)四三〇〇~五〇〇〇円、同(昼)三三〇〇円、しゃぶしゃぶ懐石六五〇〇~八五〇〇円、懐石三五〇〇~六五〇〇円、定食(昼一一〇〇~二〇〇〇円)。店長は三輪俊郎氏。初年度の売上げは一二億円を見込んでいる。所在地は名古屋市中区新栄一‐二七‐二一。電話052・261・7469。土地代を除いて約一二億円を投下した。
同社はオープンに先立ち、14日同所に取引先一三〇〇名を招き盛大に披露した。