食品ニューテクノロジー研究会講演:東京大学・加藤久典特任教授

統計・分析 総合 2014.04.23 10997号 08面

 ●「妊娠期・授乳期の栄養と子の生活習慣病発症リスク」 東京大学総括プロジェクト機構・総括寄付講座「食と生命」特任教授 加藤久典氏  出生時の体重と成長後の心血管疾患との関係を調べた調査で、低出生体重児ほど心血管疾患での死亡の割合が高くなることが明らかとなっている。その後、成人後の脂質代謝異常、肥満、高血圧、脳梗塞、2型糖尿病(いわゆる成人型糖尿病)などさまざまな生活習慣病の病態と出生時体重との関係が明らかにされ、生活習慣病の素因が胎児期に形成されると

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