食品ニューテクノロジー研究会、「バイオものづくりによるタンパク質クライシスへの挑戦」9月30日開催

 日本食糧新聞社主催の食品ニューテクノロジー研究会は、座長に雪印メグミルク執行役員研究開発・品質保証担当の近藤浩氏を迎え、9月30日に東京・入船「食情報館」で講演会を開催する。

 世界的な人口増加や経済発展に対し、従来の食料生産システムではタンパク質の供給が追いつかなくなる可能性がある。また、これまでの畜産などによるタンパク質生産は、飼料となる穀物生産の限界や、環境負荷の問題を抱えている。バイオものづくりは生物の力を利用して物質を生産する技術であり、従来の化学合成よりも環境負荷が低く、資源の有効活用や新たな製品開発に貢献できるため、地球温暖化や化石資源の枯渇といった社会課題、タンパク質クライシスに代表される食糧問題の解決に貢献する可能性が高く注目されている。本セミナーでは、実際にバイオものづくりを推進している企業から先生を招き、その現状と未来について講演いただく。

 ▼日時=9月30日(火)午後1時30分~4時30分▼会場=食情報館(東京都中央区入船3-2-10、アーバンネット入船ビル4階)▼参加費=一般参加者1人1万6500円(税込み)、食品ニューテクノロジー研究会会員無料▼参加方法=当日来場またはWeb(Zoom)▼テーマ=「バイオものづくりによるタンパク質クライシスへの挑戦」▼座長=雪印メグミルク執行役員研究開発・品質保証担当近藤浩氏▼講師=(1)「Engineering Biologyを中心としたバイオものづくり」バッカス・バイオイノベーション代表取締役近藤昭彦氏(2)「生物機能を最大化するちとせのバイオものづくり戦略」ちとせ研究所バイオ生産本部本部長河合哲志氏

 ▼問い合わせ=日本食糧新聞社事業本部、電話03・3537・1310、FAX03・3537・1071、https://bit.ly/3PBGKpn

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