米穀流通特集:有力米穀卸の現状・関東=ヤマタネ
(株)ヤマタネ(東京都江東区、03・3820・1111)=3月期決算。前3月期(連結)は、売上高で前年比九・三%減の六九〇億六二〇〇万円、取扱量は前年比二六・四%減の八万五三二〇tとなった。同社は米穀卸業を展開する食品部門と倉庫業で展開。ここ二~三年は、従来の玄米中心の販売から精米のウエートを高める政策をとり、卸間売買などの玄米の落ち込みが売上げ減の要因。 しかしこの政策が前下期から成果を挙げはじめ、精米が順調に拡大。さらに昨年無洗米製造設備ネオテイス