「食品表示クリーンラベル化」トレンドと海外の成功事例(3)量販店、重要性増す

連載 総合 2014.04.09 10990号 03面

 今日の「食品」の果たす役割は、単に“空腹を満たすもの”から格段に幅広いものになった。いわゆる「クリーンラベル(CL)」の製品(無添加、ナチュラル、オーガニックなどを標榜する食品)が差別化され、売上げが順調に伸びている背景には、「健全さ」を暗示するうたい文句が十分に消費者に魅力的であり、しかも実際に食べても十分おいしいという技術革新の結果ともいえる。量販店にとってCLは重要性を増しているが、食品メーカーにとっては、CL移行による急な価格改定、食感や外観の変更も「ブランド」イメ

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