サントリー、新ブランド杉樽原酒の「座」発売
サントリー(株)(東京都港区、03・3470・1104)は、新ブランド「サントリーウイスキー座」(七〇〇ミリリットル、希望小売価格一八八〇円。一八〇ミリリットル、同五五〇円。五〇ミリリットル、同二二〇円。いずれもアルコール度数四〇%)を5日、全国で新発売した。
和食との相性もよく、晩酌時や人が集まるさまざまなくつろぎのシーンにふさわしいウイスキー。
あらかじめ殻を取り除いた麦芽を使用し、麦本来の旨味を引き出した原酒をブレンド。ふくよかな香りと味を生み出している。ウイスキーを熟成させる樽の蓋の部分(鏡と呼ばれる部分)に杉材を使用することで、これまでにないすっきりした後口の原酒を得ることが出来た。
今回の「杉樽原酒」は、ウイスキーの熟成としては世界でも初めての試みであり特許を出願中。また最近では「杉の香り」が気分をリラックスさせてくれるという研究もあり、「杉の香り」に注目が集まっている。
くつろぎのシーンを演出するウイスキーにふさわしいものとして、「座る」の意味に加えて「人の集まり」という意味を持つ「座」の文字をそのままネーミングに採用。人が座っている姿を表現した安定感のあるボトルシェイプに、「和」のしつらえにふさわしい雪平鍋風打ち出し模様を施した高級感のあるデザイン。
ラベル中央に大きく配した「座」のロゴは、人の笑っている顔をイメージし、「座」が演出するくつろぎの時間を表現した。