「幼児食」市場拡大の兆し、潜在市場はベビーフードの数倍

統計・分析 総合 1998.11.06 8448号 1面

【大阪】一歳以降の幼児をターゲットにした幼児食市場が拡大の兆しをみせている。九四年に江崎グリコが発売した「幼児食」シリーズが市場のパイオニアとなり、その後、各ベビーフード(BF)メーカーも次々と参入、各メーカーの売上げは急速に増加している。現在の市場規模は数十億円(推定)とまだ小さいものの、潜在市場はベビーフード市場(推定約二七〇億円)の数倍ともいわれており、今後、消費者の認知が広がることで、一気に市場が拡大しそうだ。 幼児食市場に先鞭をつけた江崎グリ

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