山形県の缶詰産業特集:日東ベスト、首都圏で「爽健亭」の展開も
日東ベスト(株)(寒河江市、0237・86・2100)は昭和43年にソフトハンバーグを商品化し、まさに戦略的な転換を図った。コンビーフ、果実缶で生産量日本一を誇っていたが、秋から5月まで製造できるもう一つの柱を求めていたのである。 当時の冷食産業界は、一一〇億円程度の市場規模に過ぎないものの、その成長性は高いとみられていた。そして今日、同社の冷食は三三三億四七〇〇万円、全体の売上げの八五%を占めるに至っている。もちろん缶詰からスタートした会社であるが、
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