ウナギ蒲焼き 卸値は10%安、輸入量多くダブつきも

惣菜 統計・分析 1997.08.04 8242号 5面

今夏のウナギ蒲焼きは、輸入量が少なかった前年より一次問屋の卸値が一〇%ほど下がっている。品質は前年並み。例年、土用の丑の日には相場が上がるが、今年は逆に下がったという。昨年より輸入量は増えているが、店頭の動きが鈍く、商品がダブつきぎみなためだ。スーパーなど店頭での売価は、相場の下がり幅ほどは下がっていないという。 日本のウナギ消費量は年間一一万~一二万t。このうちおよそ七万五〇〇〇tが蒲焼きとして消費される。ここ数年、蒲焼きはスーパーの鮮魚、惣菜売場で

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