日本ペプシコーラ社（東京都品川区、０３・５７６３・３１１３）は、ペプシコーラＴＶＣＭのペプシマンシリーズ第六弾「砂漠編」を７月１２日から全国で放映する。今回は、メキシコのチワワにある砂漠で撮影。陽炎に揺られながらオアシスのごとくペプシマンが登場。ただこれまではペプシコーラを振る舞いつつ幾多のドジを踏んできたペプシマンとは、今回は少し変わった展開となっている。

果てしなく続く砂漠を一頭のロバとともに歩む旅人。刺すような日差しを受け、ついにもうろうとしながら倒れ込む。そこにペプシマンが登場。旅人は天の助けとばかりに「セニョール、ペプシッ！」と叫ぶものの、ふと気付くとペプシマンの姿はなく、そこに人の形に似た大きなサボテンが悠然と立ちはだかるというストーリー（写真）。

コンピューター・グラフィックスを駆使した「ペプシマン」シリーズのＴＶＣＭは、すべてアメリカの映像制作会社「Ｉ・Ｌ・Ｍ」により制作されており、同社は二〇年ぶりのリバイバルで話題となっている「スターウォーズ」をはじめ「ターミネーター２」「ジュラシック・パーク」などの最新の特殊映像を使った数々の名作に携わっている。