丸大食品、業界初の特JAS認定熟成ウインナー発売
丸大食品(株)(大阪府高槻市、0726・61・2514)は、業界初の特定JASのウインナーソーセージを15日から全国発売した。
従来の品質基準を定めたJASに加えて、製造工程などの「つくり方についての基準」を設け、差別化を図るという趣旨で導入された特定JASの認定にかねてより「燻製屋シリーズ」を申請中であったが、このほどその申請が認められ、食肉業界初の特定JASのウインナーソーセージ二アイテムを全国販売した。
このウインナーは、「燻製屋シリーズ」の熟成あらびきポークと熟成ロングウインナーで、特定JASの認定を受けた製品としては業界で初めて発売されるウインナー。さらに、特定JAS製品として熟成ロースハム、熟成ももハム、熟成ベーコンの三アイテムも同時に全国販売していく。
「燻製屋シリーズ」は、九五年3月に新製品として販売を開始したシリーズで、塩漬肉を低温でしっかり熟成した後、さらに温度を変えて仕込む二段仕込みという独自の製法によって、肉のもつうま味を最大限に引き出すことに成功、自然で深みのある味わいに仕上げたシリーズ。
【特定JAS製品】▽熟成あらびきポーク=内容量一二〇g、標準販売価格二四〇円▽熟成ロングウインナー=同一八〇g、同三三〇円▽熟成ロースハム=同八〇g、同三三〇円▽熟成ももハム=同八〇g、同三一〇円▽熟成ベーコン=同一二〇g、同三三〇円。