農産物の需要と生産の長期見通し 農水省(10)鶏卵・砂糖

生鮮食品 連載 1996.02.28 8003号 9面

鶏卵の一人当たりの消費量は、すでに世界最高水準に達している。家庭消費は飽和状態であるが、新規需要、価格低下による鶏卵利用の多様化から、需要が生産の増加を吸収する形で増加してきている。 今後の一人当たり消費量は、平成5年度(一七・九キログラム)とほぼ横ばいの一八キログラム程度、総需要量は5年度(二七〇万t)に比べ微増の二八二万tになると見通される。 鶏卵は、生鮮食品であるとともに、内外価格差が小さいことから、輸入は需給調整のための

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