家庭用みりん類特集 本みりん=規制緩和にらむ展開
本みりんの平成5年度(平成5年4月~平成6年3月)の課税数量(国産・輸入分合計)は九万一六一二キロリットル、前年比ほぼ横ばい。平成6年の4~8月の累計は三万七二二一キロリットル(前年同期比〇・六%増)と堅調。 酒税の関係から価格、数量とも安定していた本みりんだが、低価格化の波が及んできた。酒販免許の緩和で、量販店でも本みりんを取り扱う店数が増えてくる。酒コーナーではなく、訴求効果の高いみりん類調味料コーナーに陳列するため、みりん風調味料との価格差が目立