低迷する消費、下落する価格（単価）、帳合の変更、外米の導入など、味噌業界をめぐる環境は、生産から消費に至るまで、目まぐるしく変化している。しかも、その変化のほとんどが、集中するかのように今年、特徴的に現れている。二一世紀を目前に、味噌業界も大きな転換期を迎えたかのようだ。そこで、味噌専業の有力問屋・（株）田中徳兵衛商店の田中徳兵衛社長に、味噌業界の現状やメーカー、卸として苦境をどう乗り切るべきか、卒直に語ってもらった。 この間のことで言えば、メーカーの
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