メルシャン（株）（東京都中央区、０３・３２３１・３９１０）はドイツ皇帝プロシア王室の流れをひくワイン「プリンツ・フォン・プロイセン　ラインガウ・リースリングＱｂＡ」を３月１０日から全国で発売する。七五〇ｍｌでアルコール分一一％、白、やや甘口で希望小売価格は一三〇〇円。

同商品はシュロス・ラインハルツハウゼン社が管理するドイツ最高級白ワインの産地、ラインガウの醸造所でつくられている。そして、シュロス・ラインハルツハウゼンはドイツ皇帝でもあったプロシア王室の流れをひくドイツ屈指のプレミアムワイン醸造元である。一九八四年にメルシャンが技術提携をし、その高貴なプロシアン・ブルーラベルのワインを日本に紹介してきた。

ライン河の北岸にあたるラインガウでは日当たりの良い南向きの斜面にブドウ畑がつくられており、ここで栽培されたラインガウ・リースリングの特徴が、プリンツ・フォン・プロイセンの伝統の技術によって十分に引き出され、爽快な酸味と柔和な甘味が調和した華やかな香りのワインに仕上げている。高品質でありながらリーズナブルな価格のワインである。

同社は「この商品を発売することにより当社ドイツワインのイメージアップをはかり、さらにワイン市場の活性化をはかるもの」と語っている。

▽プリンツ・フォン・プロイセン　ラインガウ・リースリングＱｂＡ=▽七五〇ｍｌ▽アルコール一一％▽希望小売価格=一三〇〇円▽発売日=３月１０日▽全国。