アサヒビール飲料、「シュウェップス・透明コーラ」350ml缶を1日から首都圏自販機で発売

農産乾物 1993.07.14 7565号 2面

アサヒビール飲料㈱(東京都墨田区、03・5608・5126)は、「シュウェップス・透明コーラ」三五〇㍉㍑缶を首都圏を中心とした自動販売機で1日から限定販売している。小売価格は一一〇円。

「シュウェップス・透明コーラ」は従来の「透明コーラ」とは異なって、人工甘味料でなく、爽やかな甘みを持つ果糖やブドウ糖の液糖を使用しており、親しみのあるコーラ独特の風味を保ち、透明炭酸飲料本来の飲みやすさと後味の良さを出しているのが最大の特徴。

パッケージは、ブルーをベースに銀のストライプを重ねた清涼感あふれるデザイン。ラベル正面には伝統のブランド“シュウェップス”のロゴマークを配し、品質の高さ、高級感を訴求するとともに、メーンターゲットである中・高校生にもわかりやすいストレートな商品名「透明コーラ」の文字を大きく表示してある。

このシュウェップスブランドは、世界六〇ヵ国で愛されているが、日本ではアサヒビール㈱が昭和59年からライセンス生産を行っており、本格派の炭酸飲料として消費者に親しまれている。アサヒビール飲料㈱は平成3年5月に「シュウェップスコーラ・ビタミンC入り」(三五〇㍉㍑缶)を発売、コーラ飲料市場に参入し、昨年は約四〇万ケース(一ケース‐二四本入り)を販売しており、今回の「シュウェップス・透明コーラ」はコーラの第二弾目となる。同社では、コーラ風味の透明炭酸飲料に対する需要の高まりに対応して発売したもの、という。

透明コーラの先発メーカーは、日本コカ・コーラで、今年3月に発売しているが、6月から味を変え、再挑戦している。

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