労務雇用基礎講座:男女雇用機会均等法が変わります
男女雇用機会均等法は1972(昭和47)年に成立し、その後いく度もの改正がなされ、昭和60年度の改正で現行の骨格ができあがったが、当時は女性の福祉保護を主体とし、その多くが努力義務規定であった。その後の平成11年度の改正で、男女差別の禁止が明確に規定された。 今回の改正により、性別による差別禁止の範囲の拡大がされ、男女双方に対する差別の禁止、前回の改正時に取り残された間接差別の禁止規定も新設された。そのポイントについて解説したい。
男女雇用機会均等法は1972(昭和47)年に成立し、その後いく度もの改正がなされ、昭和60年度の改正で現行の骨格ができあがったが、当時は女性の福祉保護を主体とし、その多くが努力義務規定であった。その後の平成11年度の改正で、男女差別の禁止が明確に規定された。 今回の改正により、性別による差別禁止の範囲の拡大がされ、男女双方に対する差別の禁止、前回の改正時に取り残された間接差別の禁止規定も新設された。そのポイントについて解説したい。