新クールジャパン 野菜をデザインしましょう! 究極の野菜活用法
◆お盆はきゅうりの馬となすの牛
関東は7月13~16日、関西は8月13~16日といわれるお盆。きゅうりやなすに割り箸や串、楊枝などを刺したお供え物が店頭に並ぶのを見て、ようやくお盆が近いと知ることも。きゅうりが馬に、なすが牛に変身しますが、これはきゅうりは足が早く、なすは遅いことから。ご先祖様が家に帰ってくる時は少しでも早く、あの世に帰る時は少しでも遅くという家族の思いを表した作法だといわれています。
◆リースや生け花が最新トレンド
いま、とてもホットなのが野菜リースや野菜の生け花。ヒイラギの葉を使ったクリスマスリースの代わりに、玄関に小たまねぎやラディッシュ、ブロッコリーの小房、オクラやししとうなど野菜のリースが飾ってあったら、訪ねてきたお友だちはどういう反応をするかしら――そんな楽しい“野菜アート”が話題に上るようになってきました。
緑野菜だけではつまらないという人はマッシュルームやしめじ、エリンギ、しいたけなどのキノコのリースはいかが?大きさの違う丸い頭がかわいらしくて目が離せません。
一番人気はトマト。赤や黄色、オレンジに紫、まん丸からウズラの卵みたいなだ円のトマトを取りまぜてつくるリースは、本当にかわいいものです。
制約はありません。思いのまま台所の隅にゴロゴロしているじゃがいもを京都の石庭に見立て、にんじんを紅葉した楓に仕立てるのも素敵ですね。
いずれは、海外からも注目されるクールジャパンの新しい顔になりそうです。