トピックス:「青島鍋貼」参上! 東京・山東料理食材普及委員会が主催
先頃、都内において中国・山東省政府駐日経貿代表部が主催する「山東料理食材普及委員会」の催しが開催された。“医食同源”が日常の中に溶け込んでいる中国の中でも、山東省は有機野菜の栽培に独自基準を設けるなど、世界標準のヘルシーを今後のテーマにしているということで、どんな新しい味に出合えるか、期待を持って『百歳元気』編集部も参加した。
そこで期待通り、出合ってしまったのが写真の料理。餃子のようで餃子でない、肉まんのようで肉まんでない。それは何かと尋ねたら…「青島鍋貼(チンタオナベハリ)、いいますね。山東省ではとてもポピュラーな料理です」とのお答え。しかし集まった自称中国通の日本人は、ほとんど食べたことがない。現地に行った人が唯一、「向こうで紙に入れて食べ歩きしました。寒い中、おいしかったですよ」。
どこが不思議かというと、「肉まん・万頭はふかすもの、餃子は焼くもの」という固定概念が覆されたところ。「鍋のヘリに貼り付けて焼いた肉まん」、そうだよね、そういうものがあってもいい。中には肉とヘルシーな野菜がたっぷり。ジューシーで香ばしくてホカホカで、身体にいいメニュー。
吐く息が白くなる季節、日本でももっと広まるといいな。