波動を高める食事学:水道水の実体
私たちの身体の六五~七〇%を占める水分は、いうまでもなく健康と長寿に大きなかかわりをもっている。水は物質を溶かす能力が極めて大きく、体内のあらゆる情報を保持し、伝達する能力があるといわれている。水は、人の健康にとって重要な鍵。しかし水源の汚染、水道水に含有されている有毒な有機塩素化合物、ミネラルバランスの悪さや酸性に傾きがちなことなど、人の身体に良くない水が次々と表面化してきた。このコーナーではその重要な水について、各地の水道水、浄水器を通した水、全国の名水など、ありとあらゆるものを、波動数値をもとに紹介する。
河川の汚染が進み、水道水は身体に良くないという観念が定着しつつある。家庭用の浄水器が普及し、ミネラルウオーターも大量に販売される時代となった。
各地の水道水の波動測定結果をまとめたものが別表。「±0」が人にとって良くも悪くもない状態であり、良い影響を及ぼせばプラス、悪い影響を及ぼせばマイナスの方向に数値が増えていく。残念ながら、アレルギー、アトピー、甲状腺、副腎、リンパ節でマイナス値が高くなってしまった。
リンパ節は抗体やリンパ球の生産、異物や細菌の補足など免疫機能に関連する。また副腎や甲状腺はホルモンを司る器官であり、農薬や添加物などの毒素に敏感に反応するため、それらを検知する項目として使用している。
こういった毒素波動は、殺菌のために使われる次亜塩素酸が影響していると考えられる。マンションなどで貯水槽の水を使用する比率が増えた現代では、殺菌は安全性という意味で大変重要だと思う。半面、水道水中の有機化合物と反応して、発がん物質と指摘される有機塩素化合物を生成する。これが老化やあらゆる病気の引き金となる物質なのだ。
やかんのふたを開けてよく見ると、汚れ(水垢)に気づく。水道水は、それだけ汚れているということなのだ。
水道水についてはちょっと怖い結果が波動でわかってしまった。それでは浄水器をつけたらどうなるか、次号から検証してみたい。