イチ押し商品:「食生活習慣改善のペクチン」雪印食品

1999.09.10 48号 13面

ペクチンは果物や野菜に多く含まれる水溶性食物繊維。このペクチンを食品添加物として取り扱って三〇年もの実績を持つ雪印食品(株)が5月に発売した『食生活習慣改善のペクチンケアー』が、話題を呼んでいる。

その期待は、まず血中コレステロール濃度がシンパイな人から。狭心症・心筋梗塞などの要因となる血中コレステロールが二二〇ミリグラム/デシリットル以上の人は、三〇歳以上の日本人の三人に一人いるといわれる。この値が高いと動脈硬化の危険性を促進し、身体に様々の障害をもたらすのは周知の事実だ。ペクチンを摂取すれば、コレステロールやそれが変換した胆汁酸の腸管内での吸収を阻害し排出させるので、血液から肝臓へのコレステロールの転送が進み、結果として血中コレステロールが低下する。もちろん、下げるのは悪玉といわれるLDLやVLDLのみで善玉コレステロールには影響はない。

また、予備群を含めて全国に一三〇〇万人といわれる糖尿病が気になる人にとっても『ペクチンケアー』は強い味方だ。ペクチンには水分を吸収して膨張し、胃がカラになるのを遅らせ満腹感を持続させるという特徴もある。食物を包み込んで、その吸収と食後の血糖値上昇を遅らせ、血糖上昇の程度を軽減、その結果インスリン分泌をも遅らせる。つまり身体が脂肪を貯め込む働きをも抑制するのだ。

このほか腸内環境を良好にするなどの働きもあるペクチン。問題はこれまで効果が期待できる量を摂取することが難しかったことだが、『ペクチンケアー』の出現で、手軽に水と一緒に飲むことができるようになった。気になる項目がある人はぜひお試しを。

▼一箱二二袋入り 三五五〇円

問い合わせ先 雪印食品(株)海外商品部 03・3639・2071

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