知って得する情報:納豆の栄養を手軽に「納豆錠」内藤商店が発売
納豆は、独特のにおいと粘りで苦手な人も多い。しかし、便秘を解消したり、ビタミンKが豊富で骨粗鬆(しょう)症予防にも効果があり、抗菌作用も高い。
あのにおいと粘りの中には、納豆菌が作り出したナットウキナーゼが多く含まれている。心筋梗塞や脳卒中の原因、血栓を溶かす酵素で、血液をサラサラにする役割があるとのこと。血栓は夜の就寝時にできやすいというので、夜に納豆を食べるのが望ましいわけだが、いくら納豆好きでも毎夜、納豆を食べるのでは飽きてしまう。
納豆の栄養素を毎日簡単に摂取できないだろうかと考え、化学工業薬品・製菓薬品の内藤商店(名古屋市中区丸の内、電話052・962・5551)が長年の研究の末「納豆錠」を開発、この春から発売を開始した。
「納豆錠」は、納豆分が六○%にオリゴ糖が配合してあり、一錠で約三○○mg、一二錠で市販の生納豆三○gパックの栄養が摂取できる。納豆の粉末を錠剤にしたので、副作用の心配は一切なく、ごくんと飲んでしまえば、いやなにおいも粘りも感じない。納豆嫌いの人や、納豆の食べられなかった日に、ぜひ飲んでみていただきたい。