知っておきたい話題の新ツール:スタディスト「Teachme Biz」 実践的マニュアルが簡単に
●スマホでわずか4ステップ バイトの即戦力化海外出店の必需品
従来のマニュアルは分厚く、分かりにくいが故に、「誰も見ない」という問題点も多い。特にアルバイト主力のマンパワー産業の飲食店では、バイトが即戦力になるような分かりやすいマニュアルが求められていた。スタディストの「Teachme Biz」は簡単にマニュアル作成ができるツールとして業態・規模を超えて導入先が増えている。
「Teachme Biz(ティーチミービズ)」は、スマホなどで撮影した“画像を選んで”画像を編集し“説明を入力し”公開するだけ。とたったの4ステップで、スマホ上でマニュアル作成が可能な新ツール。完成と同時にクラウド上で配布でき、グループ内で共有できるというもの。
これまでOJTや研修で時間をかけて繰り返し説明しなければならなかったルーティン作業を分かりやすく、スマホやタブレットで必要な時にアルバイトが簡単に調べられるため、アルバイトへの研修にかける労力やコストが大幅に削減できる。スタッフが増えてもサービスや品質を維持したまま事業を拡大できる。また、説明文を翻訳すれば海外留学生や海外出店にも言語の壁を簡単にクリアできる優れもの。アルバイトの即戦力化や事業拡大の必需品ともいえるツールだ。
料金は月額5000円から。30日間の無料お試しもできる。
◆導入店舗インタビュー:夢笛・高橋英樹社長(談)
店長の負担激減 業務の棚卸で効率化も
飲食店の従業員は調理やおもてなしのスキルは高いが、人に教えることは基本的に下手です。「Teachme Biz」を導入してから当社では、アルバイトにマニュアルの作成を任せています。若者はスマホの扱いに慣れているし、「レジの紙切れ」「生ビールの樽の補充」といったより実践的なマニュアルを作成してくれ、「やらされている」ではなく「任されている」と意識が高まり、店舗の活性化にもなっています。また、業務の棚卸ができオペレーションの効率化にも役立ちました。店長もアルバイト研修の時間が大幅に削減でき、それぞれ本来やるべき業務に専念でき「負担が減った」と喜んでいます。
特に「コトコト」「じっくり」など感覚的な言語が多い調理現場で有効です。「混ぜる」一つでも目的によって混ぜ方は違いますが、そんな職人の言語を分かりやすく伝えられるメリットは大きいです。
●プロフィール
高橋英樹(たかはし・ひでき)社長
1970年1月生まれ。94年夢笛(むてき)コーポレーション(現・夢笛)入社。04年社長就任。本社のある広島県福山市を拠点に焼肉店・居酒屋など国内21店舗(FC含む)、海外7店舗を展開。経営理念は「感動創造!感謝の共想!!」。