緑茶特集:「静岡市碾茶研究会」が発足 抹茶原料生産で収益改善を

嗜好飲料 特集 2016.06.24 11372号 13面
被覆作業の研修

被覆作業の研修

 静岡市内で抹茶の原料となる「てん茶」の生産を目指す静岡市碾(てん)茶研究会が発足した。研究会には個人農家19人と9共同工場が参加した。JA、経済連、静岡市、静岡県の中部農林事務所と連携し、てん茶生産の拡大を図る。  6月3日、静岡市清水区のJAしみず庵原支店で行われた設立総会では、発足までの経過が報告された。静岡市では急須(きゅうす)でいれて飲む煎茶の生産が盛んで、抹茶の原料となるてん茶の生産はほとんど行われていなかった。しかし、煎茶の需要は低迷し、

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