メリーチョコレートとユザワヤ、「ひつじの日」共同キャンペーン展開

菓子 キャンペーン 2010.05.31 10326号 04面
松原忠義大田区長(左)と、「メリーちゃんの羊」

松原忠義大田区長(左)と、「メリーちゃんの羊」

 メリーチョコレートカムパニーと手作りホビー材料の大型専門店、ユザワヤ商事は、15日から共同キャンペーンを実施している。2社が共通してキャラクターに採用する「羊」をモチーフにした生地をユザワヤが製造し、生地自体と生地を使って作った弁当袋入りのスイーツを販売する。“ものづくりの町”大田区(東京都)に本社を構える両社が協力して地元の活性化を目指す。キャンペーン開始前の13日には、両社担当者とメリーチョコのキャラクター「メリーちゃんの羊」が、松原忠義大田区長を表敬訪問し、歓迎を受けた。

 今回のコラボは、両社とも羊をキャラクターに採用していることがきっかけ。メリーチョコは昨年から、スイーツの新ブランド「メリーちゃんの羊」に合わせて同名のキャラクターを展開。ユザワヤは、羊が編み物をしている「創作のひつじ」をトレードマークにしている。メリーチョコが“スイーツを通して、ひつじのように仲良くコミュニケーションする日”として6月6日を「ひつじの日」として提案していることから、これを両社で盛り上げる。さらに、メリーチョコは、ユザワヤで自社キャラクターをプリントした生地を販売することで、認知拡大につなげたい考えだ。

 コラボ内容は、ユザワヤは「メリーちゃんの羊」のキャラクターを使ったプリント生地を製造し、メリーチョコの菓子とともに統一感をもって店頭で販売する。メリーチョコは、ユザワヤが製造した生地を使って作った弁当袋入りのスイーツを全国の店舗で販売する。また、ユザワヤが運営する手作り仲間が集まるSNS「ユザワヤフレンドクラブ」で、羊をテーマにした手作り作品コンテストを実施した。

 「メリーちゃんの羊」の表敬訪問を受けた、松原区長は「地元を代表する企業が協力して、地域を明るくする活動をされることは、大変ありがたい」と述べたうえで「羽田空港が32年ぶりに再度、国際空港化され、イベントの開催を予定している。その時にぜひ参加していただきたい」と「メリーちゃんの羊」にラブコールを送った。

 (青柳英明)

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