アサヒビール、「日本ワイン」増産へ 余市でブドウ栽培

酒類 ニュース 2017.06.16 11541号 02面
余市町のブドウ畑をイメージしたパネルを持つ平野伸一社長(右)と嶋保余市町長

余市町のブドウ畑をイメージしたパネルを持つ平野伸一社長(右)と嶋保余市町長

 アサヒビールは、国産ブドウだけで造る「日本ワイン」の原料確保に力を入れる。新たに北海道・余市町でワイン用のブドウ栽培を開始。製品化は23年ごろで、2000ケース(720ml×12本換算)を見込む。「20年以降も日本ワイン市場は拡大する。香港などへの輸出を視野に入れているが、原料が不足している」(平野伸一社長)と課題を示す。  新栽培地の面積は4haで、18年5月から植栽を始める。自社畑は山梨県の1haを含めると計5haとなった。25年までに自社畑を1

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