HACCP構築に必要な食品微生物の基礎知識(11)耐塩性カビによる食品の変敗とその防止技術

2019.02.01 262号 38面

 今回は、耐塩性カビによる食品の変敗とその防止技術について解説する。  ●耐塩性カビ  好塩性カビとは、胞子が水分活性0.80以下で発芽でき、0.95で最適の生育が見られるものをいう。好塩性カビによる食品の変敗は多く、その原因菌もWallemia、Aspergillus、Eurotium、Monascus、Scopulariopsisなど多種にわたっている。包装形態は脱酸素剤使

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: HACCP