マルハニチロホールディングス、DHA入り食品摂取で認知症予防効果を確認

橋本道男・島根大準教授

橋本道男・島根大準教授

佐藤信行所長

佐藤信行所長

 マルハニチロホールディングスは8月31日、DHA入り食品の長期摂取が認知症を予防する効果があることを確認したと発表した。同社と島根大学医学部、島根県立大学短期大学部出雲キャンパス、社会医療法人仁寿会加藤病院の合同チームが08年11月~10年12月の2年間、島根県川本町在住の高齢者111人(平均年齢73歳)を対象に行ったヒト介入試験の結果として公表した。食品を利用した100人規模のDHA摂取臨床試験は国内初の試みで、健常在宅高齢者での効果が検証できたのは初という。

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