新得物産グループ、半生そばとそば茶の新工場が本格稼働
自社生産に切り替えた新得物産のそば茶と半生そば
【北海道】道内乾麺大手の新得物産グループは、これまで道外の工場に製造委託していた半生そばとそば茶を今年から自社製造に切り替え、販売に力を入れている。昨年、グループの新得物産サホロ農園が農林水産省の6次産業化対象事業の認定を受け工場を建設、新たに道産原料使用食品の登録も行って売り込む。約90haの面積を持つ自社農園で栽培した玄ソバを中心に道産のそば粉、小麦粉を使用するなど、新工場本格稼働で主力の乾麺も含めてそばの生産から加工、商品化、販売に至る一貫体制が整った。
