1月14日。今日は小正月
1月14日から16日は小正月(15日のみ、14日の日没から15日の日没という地域もある)。どんと焼きやとんど焼き、左義長、鬼火たきと言われる行事がとり行われる。行事では火を焚き、正月飾りや書き初めを燃やす。歳神様を見送るという意味があるとされる。このときに出た火で餅を焼いて食べることもある。
鏡餅をかき砕いて作った「おかき」
もち米を原料として作られた 米菓を「あられ」「おかき」という。それぞれの名称の起源については以下のようである。「あられ」については、ひな祭 りに供えられる「ひなあられ」はもち米製品であり、また、寒い時に降る「霰(あられ)」に形 が似ていることから、そうよばれるようになったとのことであり、小型のものを「あられ」といい、比較的中型・大型のものを「おかき」とよんでいる。
「おかき、かき餅」については、 正月に飾られた鏡餅をかき砕いて 、焼いて塩をかけるとか、油で揚げたりしたことから、そうよばれるようになったといわれている。
(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:全国米菓工業組合 齋藤峰雄))