トマトで若々しく!血管美人をめざそう!“エスクレオサイドA”が応援します♪

2020.05.01 298号 05面
健康維持に毎日ミニトマト“1日3粒”の新習慣。東海大学・永井竜児教授

健康維持に毎日ミニトマト“1日3粒”の新習慣。東海大学・永井竜児教授

おうちで簡単! 焼きカプレーゼ

おうちで簡単! 焼きカプレーゼ

 トマトの有効成分と聞くと「リコピン」が頭に浮かぶ人が多いかもしれません。しかし、トマトの有効成分はそれだけではありません。

 2003年、熊本大学薬学部・野原稔弘名誉教授と藤原章雄氏(現、生命科学研究部講師)によって“エスクレオサイドA”が発見され、その後、同医学部(現、東海大学農学部・永井竜児教授)との共同研究によって世界で初めて動脈硬化の抑制効果が確認されました。※マウス実験による。

 ●血管に脂肪をつきにくくする!

 “エスクレオサイドA”とはサポニンの一種で、コレステロールの吸収を抑制し、血管に脂肪をつきにくくする働きがあります。血管の内側に脂質がたまってくると、脂質のこぶができ、血流を邪魔します。そこで、この“エスクレオサイドA”が過剰な脂質の蓄積を防ぎ、健康的な若々しい血管の維持ができるということです。

 ●健康維持に毎日ミニトマト“1日3粒”の新習慣。 東海大学・永井竜児教授

 「“エスクレオサイドA”は熱に弱いので、トマトを生で食べるのが効果的。加熱する際はグツグツ煮込むのではなく、仕上げにサッと熱を通すのがポイントです」。“エスクレオサイドA”はトマトにもミニトマトにも含まれており、「1日にミニトマト3粒を目安に食べると十分な効果が期待できる。大切なことは毎日の習慣として続けること!」

 ●熊本のトマトは生産量日本一!なすは全国2位

 1年を通じて関西はもちろん、全国にトマトをお送りしています。生産量日本一を誇る熊本のトマトは、はじけるような赤色とみずみずしさ、強い甘みが特徴です。南国の太陽をたっぷり浴びた長なす・大長なすも、関西の食卓を中心に大活躍!地場産がない時期にどうぞ。

 ◆おうちで簡単! 焼きカプレーゼ

 熊本名産のトマトとなすで。見た目もおしゃれ、パーティーにも♪

 <材料・4人分>

 ・トマト……4個

 ・なす……1/2本

 ・ベーコン……2枚

 ・バジル……4~6枚

 ・モッツァレラチーズ……1パック

 ・オリーブオイル……大さじ2

 A・オリーブオイル……大さじ4

 A・塩……小さじ1/2

 A・こしょう……少々

 <作り方>

 (1)なすは薄切りにする。バットに並べ、オリーブオイル大さじ2をかける。

 (2)ベーコンは6等分の短冊切りに、モッツァレラチーズは8等分の薄切りにする。バジルは食べやすい大きさにちぎっておく。

 (3)トマトはヘタを取り除く。菜箸をトマトの手前と奥に1本ずつ置き、切り落とさないように5mm幅程度の切り込みを入れていく。

 (4)耐熱容器に(3)を入れる。切り込みに、バジルとチーズを重ねたものと、ナスとベーコンを重ねたものを交互に挟み込んでいく。

 (5)(4)にAを全体にかけ、170℃に予熱したオーブンで15分焼く。

 ●ポイント いまこそ、おうち時間を楽しもう!

 トマトに細かく入れた切れ目が焼いていくうちに開いていきます。

 切り込みを入れる際は、菜箸を置いておくと下まで切り落としてしまうのを防げます。切り込みの数は7つ程度が目安。トースターで焼く場合は、10~15分加熱しましょう。焼き色がついたらアルミホイルをかけて加熱してください。

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