新型コロナ:くら寿司、自治体に消毒用電解水を無償提供
くら寿司は、大阪府貝塚市および福岡県糟屋郡にある同社加工センター内の設備や調理器具など、消毒殺菌用に自社製造している「微酸性電解水」の一部を、希望する自治体に1日から無償で提供すると発表。
同社では、それぞれの加工センター内に微酸性電解水の製造装置を設置して毎日製造し、施設内と全国の店舗で使用。製造装置をフル稼働すれば、自社での使用分を上回る製造ができると判明し、余剰分を希望する自治体に限定して、0.5t単位で無償提供する。
4月29日に5月1日から14日までの予約受け付けを開始。以降は1日おきに2週間先の予約受け付けを順次開放するとしている。貝塚センターおよび福岡センターに引き取りに来ることができ、トラックや密閉可能なタンク容器があることを条件にしている。自治体を対象とした取組みにつき、一般および個別の施設は対象外。(篠原里枝)