お好み焼き・たこ焼き・もんじゃ焼きお店紹介 「福助」
「自分がどうしても食べてみたいお好み焼きの店をつくりたかった。そのためにまず粉を探すことから始めた。苦みがなく、ふっくらと焼きあがる粉。あとは配合。山芋の分量が違う。だしにもその秘密が隠されています」(秦伸一店長)
こだわりをもった材料を売り物にしているのが、昨年5月10日オープンしたお好み焼・もんじゃ焼・鉄板焼「福助」(東京都中央区、03・3639・5291)。
階段を上がって店内に入るとジャズが流れている。これを聞きながらお好み焼きを食べるというのもキャッチフレーズのひとつだ。
オフィス街、周辺部に働く人の憩いの場が少ないということもあり、お客はサラリーマン、OLで、それも常連客が圧倒的に多い。
その彼らのダントツの人気メニューは、エビ、タコ、豚肉、ホタテ、もち、コーン、野菜、揚げ玉などが入った「福助天」(一二〇〇円)。ヘルシーメニューもだが、これを食べれば女性はもちろん、男性でも夕飯はいらないというほどのボリュームだ。
ほかにも「牛天」(一〇〇〇円)、「えび天」(九五〇円)、「もちチーズ天」(九五〇円)、「もち明太天」(九五〇円)、「ぶた天」(九〇〇円)、「いか天」(九〇〇円)など揃っている。
さらに、トッピングはお好み焼きと一緒の「福助もんじゃ」(一二〇〇円)、鉄板焼きメニューの「サイコロステーキ」(九〇〇円)、自家製のたれが特徴の「カルビ骨付き」(九〇〇円)と、すべてにリーズナブルなメニュー構成となっている。
酒類も、清酒、焼酎、ビール、ウイスキーと豊富なバリエーション。
開店一年もたたないが、近いうちに鉄板焼きを中心としたランチも始める予定とか。平均年齢二一歳という若いスタッフで、元気いっぱいの店だ。