カスミ(USMH)は「スキャン&ゴー」を店舗の標準設備としている
商品を「買う」ことのDX(デジタルトランスフォーメーション)は、まず決済手段の多様化というかたちで多くの生活者が体験しており、さらにはレジでの精算プロセスも変えようとしている。この精算と決済の変貌が向かう先は、店舗のレジレス化だ。
19年は政府のポイント還元政策、20年はコロナ禍での非接触ニーズの高まりがキャッシュレス化を促進した。スーパーでのキャッシュレス決済比率は40%台が業界水準になりつつある。キャッシュレス化で現金の取扱量が減れば、多大な人