2月商業動態 オミクロン株感染拡大で明暗 スーパー、前年超えに転換
経済産業省が発表した2月の商業動態統計月報(速報)によると、回復基調にあった百貨店は前年割れに、前年の反動減が続いていたスーパーは前年プラスに転じた。どちらも新型コロナのオミクロン株の感染が全国的に広がった影響が大きい。人流の抑制はコンビニエンスストア(CVS)にもマイナスの影響を与え、ドラッグストア(DgS)は食品の売上げを高めた。
百貨店は既存店ベースで0.8%減、前年割れは5ヵ月ぶりとなった。これまでの感染拡大局面のように大幅な減少ではないものの、前年同月が10%減