阪神・淡路大震災後パンの供給を再開 被災者に希望の光をもたらした
【関西】生活協同組合コープこうべは唯一の直営工場である「六甲アイランド食品工場」の稼働を2025年3月末で終了する。阪神・淡路大震災時、工場対岸のガスタンクに爆発の危機が迫る中でも被災者にパンを届け続け、救援体制が整うまでの間の「命の糧」となった。
1987年11月、現在の六甲アイランドで稼働を開始し、翌年1月から本格的に稼働した。ピーク時の1993年度には生産品の出荷高139億円を誇った。35年目を迎え、建屋・設備・機器の老朽化が非常に進んでおり