愛用食材と調理技術:味彩豚(あじさいとん) 口溶けよい脂と甘味のSPF豚
●別皿提供でサクッと楽しむ
カレーうどん専門店「純愛カレーうどん なでしこ~長女~」(経営・NADESHIKO)では、1日限定10食の「プレミアムカツカレー」(1500円)を用意。カツに使用するのが、厳格な環境で育てられるSPF豚の「味彩豚」だ。
「5年ほど前にこの豚の存在を知り、おいしさに驚きました。脂の口溶けがよく、肉自体に甘味があります」と、玉森宏二代表。カツの衣には、生パン粉をミキサーにかけて細かくして使用。肉の味をしっかりと主張できるようにと、衣を分厚くしないように工夫しているとか。
揚げ油には綿実油を使用し、別皿で提供。「うどんにのせてしまうと味がわかりにくい。塩を付けてもうまいので、まずサクッと食べてもらいたい」(玉森代表)と、客の好みで楽しめるスタイルを提案している。
同店のカレーうどんは、ブラッシュアップを重ねてきたという独自の味。鰹節などの和だしに4種類のカレー粉を配合し、コクを入れるためにバターを加える。さらに、自家製トマトペーストをプラスすることが味のポイント。生のミニトマトを焼いて甘味を出しており、よりコクがあるカレーだしに仕上げている。
具材には、玉ネギや薄揚げ、味彩豚のばら肉を使用。味彩豚をダブルで楽しめるのもこのメニューの魅力である。価格が安い「カツカレーうどん」(1000円)もメニューにあるが、プレミアムのカツを食べた人のリピート率は高いという。
●店舗情報
「純愛カレーうどん なでしこ~長女~」
所在地:大阪府高槻市高槻町12-13
●「味彩豚(あじさいとん)」レクスト(宮崎県えびの市)