食品卸業界、EDI共通基盤構築へ 卸・小売間の受発注標準化
日本加工食品卸協会(日食協)は26日、協会加盟の卸6社とジャパン・インフォレックス(JII)がEDIプラットフォーム事業の構築で基本合意したと発表した。企業ごとにシステム運用が異なる卸・小売間の受発注などを標準化するEDI共通基盤を整備し、業界規模でコストの合理化やシステム投資負担の軽減を目指す。事業運営はJIIが担い、10月からサービスの提供を開始。6社以外にも利用企業の参加を呼び掛け、早期に業界標準を支えるEDI基盤へ育成したい考えだ。(篠田博一)