持続的な生産体制を支援する和歌山県産「有田川町ぶどう山椒『粒』」(左)と「同『粉』」
【関西】カネカサンスパイスは11月6日、SPANIONブランドから和歌山産の「有田川町ぶどう山椒」の「粒」、「粉」を発売する。日本のサンショウの持続的な生産に向け、同社が支援する「篠畑農園」で今春収穫したサンショウを加工した2品となる。
日本独自の薬味「山椒」だが、収穫量は15年の1099tが20年に449tと半量以下に落ち込み、市場で品薄の状態が続いている。同社はコショウやナツメグなど、海外の産地で生産者支援を進めてきたが、危機的状況にあるサンシ