ナリア アカデミー・法改正 新たな化学物質規制(6)クリエイト・シンプルの使…
2024.12.01◆単体溶剤(溶剤を単体で使用する場合)【前編】 前回は、化学物質の専門的な知識がなくてもある程度のリスクアセスメントが可能になる支援ツール「クリエイト・シンプル」を厚生労働省が公開していることをお伝えしました。 今回からは数回に分けて、単体溶剤、…続きを読む
●化学物質の混入事故 今回は、現場で使う洗剤や次亜塩素酸ナトリウムなどの化学物質によって起こり得る事故とその対策について解説します。 食器や器具・器材などの除菌・漂白剤として広く使われている次亜塩素酸ナトリウムですが、たまに食品に混入する事故が発…続きを読む
●「まぜるな危険」ってどれくらい危険なの? 今回は、食品業界でよく使われる化学物質を例に、「何と何を混ぜると危険なのか」「混ぜるとどうなるのか」を解説します。 洗剤によってはラベルに「まぜるな危険」と書かれているものがあります。この「危険」ってど…続きを読む
●化学物質のリスクは有害性の程度と量で決まります 化学物質がヒトにとって危険かどうかは、化学物質の有害性の程度、摂取する量や頻度、期間によって決まります。有害性の程度が低いビタミンCでも、一度に大量に摂取すると体調を崩す可能性があることを、前回お伝…続きを読む
●法律が改正されて化学物質の規制の在り方が変わります 法改正前は、化学物質の中で有害性が極めて高く、重い健康被害をもたらす危険性のある123物質をはじめ、最終的には674物質は、法令により換気装置や保護具の使用など具体的な措置が義務付けられていまし…続きを読む
◆FSSC22000の追加要求事項「2.5.4食品偽装の軽減」 前回は食品偽装が起こる背景と本質を解説しました。今回は食品偽装の歴史と事例、そしてその対策について解説します。 ◇食品偽装の歴史 食品偽装の歴史は思っている以上に古い 食品偽装の歴…続きを読む
◆FSSC22000の追加要求事項「2.5.4食品偽装の軽減」 小売業を中心とした世界的に活動する食品企業が集まって食品安全の向上を目指している「国際食品安全イニシアチブ(GFSI)」という非営利団体があります。GFSIが認めた食品安全マネジメント…続きを読む
前回は、生肉を加工し原材料として提供する食鳥処理工場であっても、危険な細菌などをなるべく付けたり増やしたりしないよう管理することが重要だと説明しました。原材料を生産する工場には、納品先へ「衛生のバトン」をつなぐ役目があるからです。今回は、その衛生管理…続きを読む
今回からは微生物管理がテーマです。第1弾は食鳥処理場編。多くの食肉加工業者は、より安全な原材料を提供するために日夜努力をされています。工場の皆さんも過酷な環境の中、懸命に働かれています。もし、その中で間違った考えで作業を行うとどうなるのか、シミュレー…続きを読む