ナリア アカデミー・法改正 新たな化学物質規制(10)GHSラベルの見方
2025.04.01今回は、化学物質が入った容器包装に貼られているGHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)ラベルの見方について解説します。 (1)GHSラベルとは? 厚生労働省ではGHSラベルのことを次のように説明しています。 「化学品の分類および…続きを読む
◆単体溶剤(溶剤を単体で使用する場合)【中編】 今回は簡単な化学物質リスクアセスメントツール「クリエイト・シンプル」を使う上でのポイントを解説します。 実際に使用される場合は、厚生労働省のサイトにある「クリエイト・シンプルを用いた化学物質のリスク…続きを読む
◆単体溶剤(溶剤を単体で使用する場合)【前編】 前回は、化学物質の専門的な知識がなくてもある程度のリスクアセスメントが可能になる支援ツール「クリエイト・シンプル」を厚生労働省が公開していることをお伝えしました。 今回からは数回に分けて、単体溶剤、…続きを読む
2016年6月1日、労働安全衛生法が改正され、一定の危険有害性を有する化学物質「労働安全衛生法施行令別表第9に掲げる640物質(21年1月以降674物質に拡大)」を製造あるいは取り扱う「全ての」事業者は、化学物質のリスクアセスメント(※)を実施するこ…続きを読む
●化学物質の混入事故 今回は、現場で使う洗剤や次亜塩素酸ナトリウムなどの化学物質によって起こり得る事故とその対策について解説します。 食器や器具・器材などの除菌・漂白剤として広く使われている次亜塩素酸ナトリウムですが、たまに食品に混入する事故が発…続きを読む
●「まぜるな危険」ってどれくらい危険なの? 今回は、食品業界でよく使われる化学物質を例に、「何と何を混ぜると危険なのか」「混ぜるとどうなるのか」を解説します。 洗剤によってはラベルに「まぜるな危険」と書かれているものがあります。この「危険」ってど…続きを読む
●化学物質のリスクは有害性の程度と量で決まります 化学物質がヒトにとって危険かどうかは、化学物質の有害性の程度、摂取する量や頻度、期間によって決まります。有害性の程度が低いビタミンCでも、一度に大量に摂取すると体調を崩す可能性があることを、前回お伝…続きを読む
●法律が改正されて化学物質の規制の在り方が変わります 法改正前は、化学物質の中で有害性が極めて高く、重い健康被害をもたらす危険性のある123物質をはじめ、最終的には674物質は、法令により換気装置や保護具の使用など具体的な措置が義務付けられていまし…続きを読む