大塚製薬㈱（東京都千代田区、０３・３２９３・３１１６）は、持久運動時のスポーツドリンク、パワーアシスト「エネルゲン」を７月１日から全国で発売する。

「エネルゲン」は持久運動時のエネルギー補給を目的としたスポーツドリンク。スパート時に必要なエネルギー源の温存に着目して開発したもの。また「エネルゲン」にはβ‐カロチンとビタミンＣが加えてあり、スポーツ選手のトレーニング・試合時に合う。

同社は一九八〇年から「ポカリスエット」を発売、消費者にスポーツ時の水分補給を訴求しており、さらに八三年にはバランス栄養食「カロリーメイト」を発売、健康にかかわる飲料の市場定着を展開している。

今回「エネルゲン」の発売によって、持久運動時の栄養補給について提案、市場拡大を推進する。

商品の特徴は①持久運動時のエネルギー補給を目的としたスポーツドリンク②スパート時に必要なエネルギー源の温存に着目して開発③アルギニン、果糖、クエン酸が含まれる④スポーツ選手の身体をいたわるβ‐カロチンとビタミンＣが加わっている⑤さっぱりとした味で、水分摂取が可能‐‐となっている。

また初年度（九三年７月～九四年３月）約一五億円の販売計画。スポーツマンの集まる場所を中心に販促活動を実施する。商品の概要は次の通り。

▽「エネルゲン四八〇㍉㍑」（缶）‐小売一五〇円×二四本で一ｹｰｽ▽「エネルゲン一・五㍑」（ＰＥＴ）‐小売三五〇円×八本で一ｹｰｽ