キッコーマン（株）（東京都千代田区、０３・３２３３・５５１１）は、「キッコーマン・ストレートそうめんつゆ」五〇〇ｍｌびん入りを１日から発売した。

現在、めんつゆマーケットはおよそ五〇〇億円といわれているが、なかでもストレートつゆは昨年までの五年間で五〇％増という高い伸びを示している。

これは本格志向、簡便志向といった食のトレンドが大きな理由だが、全国的に水質の悪化が深刻化していることも、薄めずに使えるストレートつゆの伸びに拍車をかけている要因。

同社の「そうめんつゆ」は「ざるそばつゆ」とともに品質の良さにこだわって発売したストレートもの。ともに厳しく吟味した姿・形の良い鰹節、活性炭でろ過した水、特選丸大豆しょうゆを使用している。

今回、さらに品質を向上させるため、もち米の自然な甘味とうま味が生きている「もち米一〇〇％使用本みりん」をも使用している。

同社では五〇〇ｍｌびんの投入によって既存の三〇〇ｍｌびんの「ざるそばつゆ」「そうめんつゆ」と合わせて今年五〇万ケースの販売を計画している。

一二本一ケース。一本卸二九〇円、小売三七〇円（消費税別）。