大塚製薬、「ワナナイト」特定保健用食品アピール デザインも一新発売
大塚製薬(株)(東京都千代田区、03・3292・0021)は、10月中旬から腸内環境応援飲料「ワナナイト」の「特定保健用食品」標示許可製品=写真=を発売した。
「ワナナイト」は、九四年11月から発売しているが、今年5月「おなかの中に棲むビフィズス菌を増やして腸内の環境を良好に保つので、おなかの調子に気をつけている方に適する」として、「特定保健用食品」の標示許可を取得し、10月中旬からパッケージデザインが新しくなった。
新しい製品には「特定保健用食品」の標示と、「自分のビフィズス菌を育てましょう」「おなかの調子を整える」という「ワナナイト」のコンセプトを明記。さらに同製品の特徴が一目でわかるようにイラストなどもパッケージに盛り込んでいる。
同社では、「特定保健用食品の標示許可製品の発売により、製品の特徴が一層明確になり、消費者にわかりやすく、また親しんでもらえる」と期待している。
「ワナナイト」の特徴は、腸内のビフィズス菌の栄養源となる乳果オリゴ糖(ラクトスクロース)を一本当たり五g含んでいること。このため一日一本の飲用で、摂取後七日後に腸内ビフィズス菌の占有率が有意に増加し、飲用を続けるとその後も高い数値を維持することが同社佐賀研究所のデータで明らかになっている。
継続飲用が望ましいため七本で一ユニット販売。また一本一九キロカロリー、五〇ミリリットルと手軽に飲めるサイズとなっている。フレーバーも「プレーン」「ビター」「ジンジャー」の三種類あり楽しく選べる。
今年度(九六年3月まで)約三〇億円の販売計画で、薬局、ドラッグストア、スーパーを中心に健康食品コーナーで販売していく。
宣伝には、引き続き渡辺満里奈を起用、TV、新聞、雑誌などで「自分のおなかにもともと棲んでいるビフィズス菌を育てる」飲料であることを訴求する。
▽「ワナナイト」(プレーン、ビター、ジンジャー)=一ユニット(五〇ミリリットル×七本)×六七〇円×一〇ユニットで一ケース。