明治乳業、チューブシリーズを強化 スプレッド4品3月2日発売
明治乳業(株)(東京都中央区、03・3281・6118)は今春、“チューブ・スプレッド”四品をラインアップ、マーガリン類を含めたスプレッド市場で精力的な拡販を展開する。(関連記事2面)
“チューブ・スプレッド”シリーズとして新たに投入する商品は、3月2日全国発売の明治ブランド「オリーブソフト」(一四〇g、三〇〇円)、「べに花ソフト」(同、二〇〇円)、「チョコソフト」(一二五g、二〇〇円)、「カスタードソフト」(同、同)の各チューブタイプ。
同社は、九六年2月、従来のカップ容器に対し衛生面や簡便性に注力したチューブタイプの「明治チューブでバター1/3」、昨年9月にはファットスプレッド「明治コーンソフト チューブタイプ」を発売しており、今春の四品を加えた“チューブスプレッド”シリーズは計六品。今春は、先行発売し好調の「チューブでバター1/3」はバター風味をさらにアップするとともに、料理用途を提案したパッケージに変更、「コーンソフト チューブタイプ」も地区限定から全国発売へと新製品四品を加えたシリーズで攻勢をかける。
「カップからチューブの流れをつくり、市場を活性化していく」(林哲夫食品販売部長)としている同シリーズでは、人気タレントの所ジョージを起用したテレビCFも集中投入(3月末~4月中旬)、利便性を訴求していく。売上げも「チューブでバター1/3」、マーガリン類チューブシリーズで各二五億円の計五〇億円の大台を目指す。