ミニストップが「十勝牛乳ソフト」発売
ミニストップ(株)(千葉市、043・212・6477)は3月4日~4月下旬、店内加工FFの新メニュー「十勝牛乳ソフト」(一八〇円)を全店で発売する。牛乳は北海道十勝産のものだけを使うなど原料を厳選し、甘さ控えめで口どけのよい“牧場のソフト”の味を再現した。4月9日まで「ソフトクリーム食べ比べキャンペーン」を展開、定番メニューの「ソフトクリーム」と「十勝牛乳ソフト」を各一五〇円で提供する。新商品投入とキャンペーン効果で一日一店当たり一五〇~二〇〇個(現状の約三倍)の販売を目指す。
既存商品のソフトクリームはコクとなめらかな味わいで特に女性に人気だが、新商品は牛乳そのものの風味を生かしたさっぱりした味が特徴。昨年秋に東北で行った実験販売でも高校生や二〇代など男性の支持が高かった。牛乳だけでなく練乳やバター、生クリームも北海道産を使用。水はほとんど使わず牛乳が半分以上含まれる。乳脂肪分は六%と既存のソフトクリーム(三・五%)より高いが、カロリーはやや控えめだ。
同社は二〇周年を記念し、ソフトクリームを含む購入七〇〇円以上でオリジナル携帯電話「ソフ電」が五万人に当たるキャンペーンを3月末日まで実施中。「食べ比べキャンペーン」も展開し、“ミニストップといえばソフトクリーム”のイメージを再度アピールする狙いだ。