溶き卵1個で本格味、レトルト「酸辣湯四川風辛味スープ」発売(ニチレイ)
(株)ニチレイ(東京都中央区、03・3248・2121)は、家庭用レトルト食品の新商品二品を9月1日から全国一斉に発売した。
調理スープ市場は、近年、缶詰が減少傾向にあり、レトルト食品が主力になっている。その中でも安定的な需要のあるレトルト中華スープは、同社の調査によると、全体の半数以上、五二%を占めている。ちなみに、缶詰・洋風一六%、レトルト・洋風二八%、その他が四%である。とりわけ、調理スープ市場でのニチレイのシェアは四〇%とトップであり、今回の新商品投入となった。
「酸辣湯(サンラータン)四川風辛味スープ」は、内容量二〇〇g、希望小売価格二〇〇円、4902130‐821646、溶き卵を一個加えるだけで、四川風のさっぱりした酸味と辛味のさわやかな本格的なスープが楽しめる。酢には黒酢を使用し、まろやかな酸味とラー油の辛味のバランスが絶妙で、ややとろみのある、身体が温まるスープに仕上げてある。
「広東風ふかひれ丼」は、内容量一二〇g、希望小売価格二八〇円、821639、本場のフカヒレを全体の約一〇%配合した、ぜいたくなどんぶりの素である。味のベースにはチキンブイヨン、醤油、鶏油、ごま油のうまみを生かし、隠し味にオイスターエキス、エビペースト(蝦醤)を加えて、奥行きのある深い味わいに仕上げた。